茶色い紙が、一瞬で段ボール箱に変わる。巨大設備が生み出す驚きの製造現場を大公開 工場見学・メディア取材、いつでも大歓迎

商品を運ぶ箱や、引っ越し、収納など、私たちの身近で使われている段ボール。
普段何気なく目にしている段ボールが、どのような機械で、どのような工程を経て作られているのか。

大陽紙業の工場では原紙から段ボールシートを作り、印刷・組み立てを経てケースが完成するまで、
すべての工程を自社工場で一貫して手がけており、その製造の現場を見ることができます。

段ボールは、どのように「シート」から「箱」になるのでしょうか。

段ボール原紙のロールから、段ボールシート、段ボールケース、パレット積みまでの流れ

大陽紙業では、巨大な製造設備によって、原紙から段ボールシートをつくり、さらに印刷・加工を経て段ボールケースへと仕上げています。まずは、製造の中心となる2つの設備をご紹介します。

コルゲーター段ボールシートをつくる、全長80mの巨大マシン

原紙を貼り合わせ、切断や罫線加工までを一貫して行い、段ボールシートをつくる巨大な製造設備です。

コルゲーターは全長80メートル、生産能力は1日あたり約15万平方メートル

フレキソフォルダーグルア1分間に数百枚!印刷から箱の形までを一瞬で完成

出来上がったシートに印刷をし、折り目や溝を入れて、一瞬で箱の形に組み立てる高速マシンです。

1ラインで完結する製函(せいかん)の4ステップ

段ボールができるまでを実際の映像でご覧いただけます

工場見学動画(通常Ver)

段ボールシートをつくる「コルゲーター」と、それを箱へと仕上げる「フレキソフォルダーグルア」
この2つの設備を中心に、段ボールができるまでの工程を約20分の動画でご紹介します

実際に現場を見てみたい方向けに、工場見学会のご案内もございます。

動画の内容

  • 0:00オープニング
    リサイクル工程の一部紹介
  • 1:42段ボール用「糊」の製造
  • 2:44段ボール原紙の紹介
  • 4:38コルゲーターの紹介
  • 6:00段ロールの紹介
  • 7:37片段の紹介、工場の様子
  • 8:55表ライナーの紹介
    段ボールシートの製造工程
  • 12:50段ボールケースの製造ライン
  • 13:43印刷工程の紹介、印刷の様子
  • 15:14「MC100」の紹介
  • 17:16「EVOL」の紹介
    「アイビス」の紹介
  • 18:45印板室の紹介
    工場の様子

ここからは段ボールができるまでの工程を、設備ごとに詳しく見ていきます

製造工程

コルゲーター

コルゲーターで段ボールシートが流れてくる様子

段ボールシートを絶え間なく製造する巨大マシン

全長80メートルの巨大マシンは、日中絶え間なく段ボールシートを製造し続けます。
当社が1年間に製造する段ボールシートは、敷き詰めると甲子園球場900個分の広さになります。

設備概要

  • 貼合フルート AF、BF、EF、ABF、EBF
  • 貼合紙巾 1800~950ミリ
  • ISOWA製 シングルフェーサ/スリッタスコアラ
  • 三菱重工製 ダブルフェーサ/カットオフ/スタッカ
  • カットテープ装置

段ボールシートができるまで

  1. 原紙のロールをアームにセットする様子

    ①製紙メーカーより購入した、巨大なロール状の「段ボール原紙」をアームにセットして、機械の中に流します。

  2. 波状に加工された中芯

    ②段ボール原紙に凹凸のついたロールを噛み合わせて、段ボールシートの中身の部分になる、波状の「中芯」を作ります。
    さらに、その中芯と平らなままの段ボール原紙とを糊(でんぷん糊)で貼り合わせて、段ボールの「片段」を作成します。

  3. 片段に原紙を貼り合わせる設備

    ③片段のもう片面に段ボール原紙を貼り合わせて、大きな綿のベルトで圧着します。
    これで、中芯の両面にフラットな段ボール原紙の貼り合わさった、「段ボールシート」の大判が完成です。

  4. 段ボールシートをカットし罫線を入れる設備

    ④大判の段ボールシートに刃物を入れて、所定の寸法にカットします。
    また同時に、段ボールケースにした時の蓋の折れ目(罫線)を機械で入れます。

  5. パレットに積み上げられた段ボールシート

    ⑤カットされて仕上がった段ボールシートは、1点ずつパレットに積み上げられます。
    このあと段ボールシートは当社で段ボールケースに加工されますが、一部は段ボール加工業者様にシートの状態で販売しています。

フレキソフォルダーグルア

フレキソフォルダーグルアの製造ライン

段ボールケースを大量生産できる高速機ライン

工場にある3台のフレキソフォルダーグルアは、段ボールシートをオーソドックスな形状のA-1式のケースに高速で加工します。
各ラインには検査装置が備え付けられており、機械の目で不良を検出します。

設備概要

  • 三菱重工製 MC-100
  • 三菱重工製 EVOL
  • ISOWA製 アイビス
  • 各種検査装置(画像検査/糊しろ検査/通紙ずれ検査 他)
  • 川崎重工製 パレタイズロボット

段ボールケースができるまで

  1. 段ボールシートを機械にセットする作業

    ①段ボールシートを機械にセットして、1枚ずつ通紙します。
    また製造する段ボールケースに印刷がある場合は、その印刷デザインの樹脂版をあらかじめ機械にセットします。

  2. 印刷用の樹脂版をセットする様子

    ②機械に通紙される段ボールシートに、はんこの仕組みで樹脂版からインクを転写します。
    印刷に使用するインクは速乾性なので、高速で生産しても汚れることはありません。

  3. 段ボールシートを折り曲げて貼り合わせる設備

    ③印刷した段ボールシートに切込みを入れて、糊しろ部分にのりづけして、それをベルトで折り曲げて、貼り合わせて段ボールケースの完成です。
    当社のフレキソフォルダーグルアでは、1分間に200枚~300枚の段ボールケースを製造しています。

  4. 検査装置のモニターを確認するオペレーター

    ④製造される段ボールケースは、「人の目」と「機械の目」の両方で検査しています。
    段ボールケースの仕様図面はデータで保存・共有されており、現物と相違がないかオペレーターが確認します。
    また「機械の目=検査装置」が各製造ラインに備え付けられており、人の目だけでは発見が難しい1枚単位での不良を見逃さずに検出します。
    (*備え付けられた検査装置は、各ラインによって異なります)

  5. ロボットによるパレット積み

    ⑤仕上がった段ボールケースはビニール紐で結束されて、ロボットによってパレット積みされ、製品倉庫に保管されたのちに、お客様のもとへと出荷されます。

大陽紙業のものづくりを、さらに深く

製造工程や設備の仕組みをじっくりご覧いただけるロングバージョン動画です。普段は見ることのできない細かな工程から、
現場で働くスタッフの仕事やこだわりまで、大陽紙業のものづくりを詳しくご紹介します。

実際に現場を見てみたい方向けに、工場見学会のご案内もございます。

動画の内容

  • 0:00オープニング
    リサイクル工程の一部紹介
  • 1:42段ボール用「糊」の製造
  • 2:44段ボール原紙の紹介
  • 4:38コルゲーターの紹介
  • 5:39段ボールケースの製造工程
  • 6:08段々の説明、製造の様子
  • 8:20カートリッジ交換の様子
  • 11:40担当者への質問
  • 13:07段ロールの紹介
  • 14:35片段の紹介、工場の様子
  • 16:01表ライナーの紹介
    段ボールシートの製造工程
  • 19:58段ボールケースの製造ライン
  • 20:52印刷工程の紹介
  • 21:22社内製版室の紹介
    印刷の様子
  • 25:58「MC100」の紹介
  • 28:00「EVOL」の紹介
    「アイビス」の紹介
  • 29:29印板室の紹介
    工場の様子
  • 30:50フォークリフト運転技術
  • 35:32出荷する際のラップ巻き
  • 38:32リーチ式フォークリフト(プラッター)の説明

■は通常verより追加された箇所です、
先に通常verをご視聴いただいている場合は
ご参考ください